拡散型圧力波治療器（SWISS DOLORCLAST smart20）を導入しました

拡散型圧力波治療器とは、圧縮空気によって発生する放射線状に広がる強い振動（圧力波）を身体に当てることで、腱・筋・筋膜の緊張緩和、痛みの緩和、リラクセーション効果等を期待できる医療機器です。

これまで整形外科的な疾患やスポーツ選手のコンディショニングのために使われてきましたが、ここ最近になって脳卒中後の痙縮（手足の筋のつっぱり）にも効果があるのではないかとの論文報告があり、リハビリテーション科医師と理学療法士にて相談し、導入に至りました。

この機器を使用することで患者さまに提供するリハビリテーション治療のうち、コンディショニング調整にかける時間が短縮でき、歩行や生活動作の反復練習に多くの時間をかけられることが期待できます。

当院では、患者さまがより早く日常生活や社会に復帰できるよう、リハビリテーション治療に有益な機器を積極的に導入するよう心がけています。