新たな電気刺激の治療機器を導入しました
電気刺激療法(*)とは、電気エネルギーによって起こる生体反応を治療に応用したものです。
当院では電気刺激の治療機器として、すでにIVES(アイビス)、WILMO(ウィルモ)、ウォークエイドを導入していましたが、さらに幅広い治療目的に対応できるよう、4台目となる機器を導入しましたのでご紹介します。
「イトーESPURGE(イトーエスパージ)」伊藤超短波株式会社
見た目は小型ですが、電気刺激による筋力増強効果、麻痺した筋肉への刺激による改善や感覚の再教育、筋肉のこわばりの軽減、痛みの緩和など、使い方によって様々な効果が発揮できる優れものです。
また、細かく周波数や強度を調整できるため、患者さまひとり一人に適した設定が可能です。
患者さまの回復状態に合わせて機器を選択・使用し、早期から「使える手」「歩きやすさ」を実感していただきます。
(*)電気刺激療法(機能的電気刺激)は、脳卒中治療ガイドライン2021にて推奨された治療法です。