日本医療機能評価機構による病院機能評価を受け、認定病院となりました

　病院機能評価とは、日本の病院を対象に組織全体の運営管理、および提供されている医療について、公益社団法人日本医療評価機構が中立的、科学的・専門的な見地から評価を行うものです。
　当院は、2022年6月に4回目（5年毎の更新）の受審を終え、「機能種別版評価項目　リハビリテーション病院」と、より充実した機能を評価する「高度・専門機能　リハビリテーション（回復期）」の２つの審査を受け、認定病院となりました。
　病院機能評価を継続して受審することで、各部署が協働して改善を目指す風土が根付いており、患者さまに対してよりよい医療サービスが提供できるよう目指しています。院内には病院機能向上委員会を設置し、日本医療機能評価機構が提示する客観的な指標をもとに、多職種の視点で客観的に自院を評価することで改善すべきところを明確にし、各部署の改善への取り組みを支援する仕組み作りもできています。
　継続の力が実り、今回は過去最高の高評価をいただくことができました。そのなかでも、多職種で患者さまの治療方針を検討するカンファレンスを含む「新たな課題解決に向けたリハビリテーション・ケアを実施している」という項目で、4段階評価の中で最も高い「秀でている」という評価をいただきました。私たちが開院当初から大切にしてきた「チーム医療」を第三者の目線から評価していただけたことは、その後のスタッフのやりがいにもつながっており、より充実したカンファレンスを目指して日々、検討を重ねています。
　今後も認定を受けることで成長し、地域の皆さまへ最高の医療サービスを提供できる病院でありつづけたいと思います。