2025年2月13日「瓦木サポートネット」に参加させていただきました
取り上げるテーマ自体は毎回シビアな内容ですが、和やかな雰囲気で意見交換ができました。
2024年度の最終回は、「拒否」をテーマに開催されました。
参加者からも多くの事例を出して頂きましたが、ソフトな内容のものから生命の維持に直結する内容のものまでとても幅広い事例をもとに対応の難しさや事例に応じた重要なポイントなどを確認しながら意見交換ができたように思います。
【今回の事例からの気づき(抜粋)】
・多職種、多機関で考える。※一人で抱え込まない
・警察が介入することで次に進むケースも多い。※介入の機会を上手く利用する
・相手との距離感を意識する。※関係性をシャットアウトされないような
・支援を急ぎ過ぎない。※本人のこれまでの生活歴を踏まえて関係者で支えていく
・困りごとを自覚して頂くような支援(アプローチ)。※困りごとを引き出す
・介入のタイミングを見計らう。※細く長く繋がっておく
・拒否の程度によるが、アプローチの仕方(適切なタイミングや対応する支援者の選択)でつながることもある。
・支援者側の価値観や物差しでのみ事象を判断しない。
※本人の自己決定の尊重⇔生命を守る(せめぎ合い)
・誰が困っているのか? ※本人ではなく支援者が困っていることが多い
来年度も引き続き顔を合わせて意見の交換をする場を提供できたらと考えています。それぞれの専門職の学びの場となり、実際の支援での連携もスムーズになれば幸いです。
今回参加いただいた機関:西宮市社会福祉協議会(障害者総合相談支援センター)、ソーシャルスポット西宮よりそい、西宮市(生活支援課・中央保健福祉センター・北口保健福祉センター)、地域包括支援センター(上甲子園・深津・瓦木)、瓦木在宅療養相談支援センター