2023年8月18日 第4回ときどき入院ほぼ在宅~入退院支援を考える~ 開催しました
2023年8月18日(金)14時00分~16時00分 西宮市市民交流センター 2階ホールにて
2025年に備えて、医療・介護サービスの提供体制の整備が進められています。本格的な高齢社会を迎え、入院医療で「治す」ことに特化した機能だけでなく、在宅医療や外来医療を含め「治し、支える」医療がもとめられ、介護サ ービスや住まい、生活面での支援とともに地域で完結して提供される「地域包括ケアシステムの構築」が急がれています。介護が必要になっても在宅を中心に入退院を繰り返しながらも(「ときどき入院、ほぼ在宅」)、生活の質(QOL)を重視しながら、必要な医療を受け、在宅では個別ニーズに寄り添って支援していく事が私達専門職に求められています。今回、その背景を理解するとともに病院機能について理解し、今後の利用者支援に活かしていけるよう研修を開催しました。
※3圏域(中央・北部・瓦木)合同企画
【テーマ】病院の機能を知ろう!
まずはじめに、
「地域包括ケアにおける病床機能」について、
上ヶ原病院 副看護部長 神崎綾子 先生 よりシステムの導入背景や概略をご説明頂いた後、
下記の8病院の方にご登壇いただき、各病院の具体的な病床機能についてより詳細をお話しいただきました。
高度急性期病床(兵庫医科大学病院)
急性期病床(西宮市立中央病院)
地域包括ケア病床(高田上谷病院)
緩和ケア病床(協和マリナホスピタル)
回復期リハビリテーション病床(西宮渡辺脳卒中・心臓リハビリテーション病院)
医療療養型病床(上ヶ原病院)
精神科病床(仁明会病院)
介護医療院(くまの介護医療院)
50名以上の医療・介護の専門職のみなさまにご参加いただき、予定していた2時間もあっという間に過ぎてしまいました。一度に西宮市内の様々な病院のことが学べる機会だったので、周辺地域も含めとても多くの参加申し込みをいただきました。本当にありがとうございました。