2021年12月17日「65歳問題!障害制度から介護保険制度への移行ケース」開催しました
「担当ケースの病気をよく知りケアに活かす」第8回番外編として
テーマ「65歳問題!障害制度から介護保険制度への移行ケース」を開催しました。
共催 障害者総合相談支援センターにしのみや、西宮市瓦木在宅療養相談支援センター
障害サービスを利用している方が65歳になった際には、基本的には介護保険制度による介護サービスを利用します。
この2つの異なる制度の移行によって、ご本人にかかわる馴染みのスタッフや相談員が変わることもあります。また、介護保険制度の相談員であるケアマネジャーは、これまでのサービス内容や利用負担料などの違いを調整する必要があります。
ご本人にとっては、自分自身は変わらないけれども、制度の移行による周囲の変化を理解しながら、サービスの利用主体として意思決定し、介護保険制度を活用していくプロセスが生じます。
ご本人にとっても、支援者にとっても、新たな課題に取組むことになります。
そこでこの度、障害制度に関わる専門職と介護保険制度に関わる専門職が集まり、お互いの制度を知って、制度の移行にあたり起こり得る新たな課題について、相互で協力できることを考える会を開催しました。
今までこの2つの分野の専門職が顔を合せて話し合うことがなかったため、「こうした機会が定期的に必要だ」という声も多く、来年度からは番外編としての開催ではなく、定期的に開催したいと思います。引き続きご参加よろしくお願いいたします。