7月26日 メディカルケアネット西宮 第19回事例検討会 瓦木圏域 開催
瓦木圏域では、年間のテーマを「利用者・支援者間の暴力等を考える」として、3つの切り口「1精神疾患、2経済的困窮、3虐待予防」から、多職種で話し合います。
第1回は「1精神疾患」を切り口に、精神症状を持つ方の言動をどのように理解して支援すればよいのか話し合いました。
写真:中央奥 模擬事例提供者 西宮協立訪問看護センター 稲葉訪問看護師より
グループワークでは、「訪問中に、様々な気持ちを向けられる場合があるが、そこで反応せず一旦事業所に持ち帰って相談している」「一見は理解できないような利用者の言葉も、利用者と話し合ってみると理由があったことが分かり、信頼関係につながった」「コロコロ発言が変る方には、それでも話を聞いて信頼関係を築いていく」など、精神症状を持つ利用者さまの言動をどう受けとめてお返しすれば良いのか、たくさんのヒントをいただきました。
写真:左 社会福祉法人 西宮市社会福祉事業団訪問看護課 山﨑訪問看護師より
最後に「訪問看護師・訪問介護員が受ける暴力等対策マニュアル」の背景について、調査・研究を重ねられた経緯を説明していただきました。
猛暑の中、参加してくださった医療・介護の専門職や事務職62名の皆さま、ありがとうございました。
次回は11月開催予定です。
テーマ「利用者・支援者間の暴力等を考えるvol.2」、「2経済的困窮」を切り口に話し合います。
是非、次回もご参加お願いいたします。