1月23日「多職種で学ぶ褥瘡ケア勉強会」を開催いたしました
褥瘡ケア勉強会3回シリーズ(9月・12月・1月)の3回目です。
医療法人 明和病院 看護部 皮膚排泄ケア認定看護師 森 知佐子 講師
2019年度褥瘡ケア勉強会の最後も、参加者からいただいた褥瘡の写真をもとに、講師からアドバイスを受け、それぞれの職種の立場から意見を出し合いました。
「自分の担当の方は栄養も行き届いているのに、なぜ褥瘡になるのでしょう」と参加者から質問があり、栄養だけではなく、「痛みが分からない方」や「体位の問題」などがあると講師から説明された場面がありました。質問された方は「長年の疑問が解けました」と、スッキリした顔をされていました。
意見交換の中で、「ケアを頑張っても褥瘡がよくならない」・「重度の褥瘡を持った人を最近受け持ったけど、処置方法が合っているかどうか分からない」などの発言がありました。日々悩まれ、誰かにアドバイスを受けたいと思う支援者が多いと感じました。
勉強会で習得した知識を同じ職場の皆さんと共有し、多職種が正しい方法でケアを実施していけば患者・利用者さまのQOLの向上につながると思います。