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活動報告・お知らせ

9月13日「ICFってなんだろう?」開催しました!

西宮協立リハビリテーション病院 リハビリテーション科 副部長 勝谷将史先生から、「各現場に持ち帰ってICFとは何か(写真の図)を説明できるようになろう!」と、目標をあげて講義をしてくださいました。

 

 

講義:ICFとは

 

「WHO 国際生活機能分類 ICF」は、障害を持つ持たないに関わらず、全ての人を対象としています。人として今を生きること、その全体をあらわすものです。人としての全体像は、「心身機能」「身体機能」「活動」「参加」「環境因子」「個人因子」の6つの要素から構成されているという考え方です。

 

写真内のスライドはICF概念図です。この図にそって情報を整理したり記入することで、その人の健康状態だけでなく、どのような役割を持ちながらどのように生活されているのか、などの共通理解に役立ちます。


(西宮市で使用している利用者さまの情報共有ツール「みやっこケアノート」の中には、ICFの概念図を活用した、情報シートがあります)

 

 

グループワーク

看護師・ケアマネジャー・介護士・ヘルパー計18名の方が参加されました。

 

自分が支援者として、その人の6つの要素のどこに関わっているのか、その結果どのような効果・影響があるのか、(写真内スライド)ICF概念図を使って話し合いました。

 

「リハビリで”活動”が良くなるように関わっていることが”参加”につながっているのだなあ……」「”環境”が改善するように関っていることが、逆に”活動”を制限するような影響があるのかも知れない!」など、活発な意見交換となりました。

 


 

講義や多職種の話し合いを通して、様々な意見を聞くことができました。参加者からも「色々な職種がグループになることで、色々な視点を知ることができ勉強になりました」「関わるプラス面だけでなくマイナス面を意識することも重要だと考えて、アセスメントしていこうと思います」などの声がありました。

 

 

 

ICFは多職種で一人の利用者さまをサポートしていくためのツールであり、多職種で意見交換を行いながら理解していくことが大切だと思いました。 

 

是非またICFを学ぶ機会を持ちたいと思います。講師・参加者の皆さま、ありがとうございました。

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