1月11日 ともに学ぶ勉強会~「みやっこケアノート」~開催
模擬事例「ALS」を通して、多職種で「連携」について勉強会をしました!
今回は、川崎医院 川崎院長に「疾患としてのALSの理解」、西宮市保健所 健康増進課 稲田保健師に「西宮市の難病保健の取り組み」についてお話しいただきました。また、「ALS」を持つ方の模擬事例を通して「多職種が連携するには?」「みやっこケアノートをどう活用している?」をテーマにグループワークを行いました。
グループワークでは、①「自職種でできること」→②「自職種だけでは限界だと思うこと」→③「どういう職種に、どんなことを、どのようにつなげて行くか」の順で意見を出し合いました。
自職種でできることとして、「入浴介助をしながら本人の思いを引き出し、他職種につなげたい(訪問介護士)」「QOL維持のため、目標作りを行いたい(ケアマネジャー)」「内服の回数を減らし、服薬時の負担を減らしたい(薬剤師)」など、専門職ならではのご意見を聞くことができました。
「みやっこケアノート」の活用方法について、「各職種に聞きたいことを記入しては?」「ご本人の情報を深めるための活発なコミュニケーションの場にノートを利用しては?」などのご意見がありました。また、みやっこケアノートの普及については「導入をする時にノートを利用する目的をしっかりと伝える必要がある」「支援者全員が意識する必要がある」などのご意見も聞くことができました。
これからも、「連携とは?」「ご本人、ご家族、支援者全員がチームとしてつながるには?」を皆さんと一緒に考える場として、勉強会を行っていきたいと思っております。
たくさんのご参加、ありがとうございました。