11月30日「第4回これからの瓦木圏域の話をしよう会」開催
今回は、瓦木圏域の貴重な人的資源である「摂食嚥下障害看護認定看護師 竹市 美加先生」をお招きして、口から食べる支援に関するご講演をいただきました。
口から食べる極意を多職種で共有しよう!
[写真右]ナチュラススマイル西宮北口 摂食嚥下栄養部部長・NPO口から食べる幸せを守る会 竹市先生
[写真中]たかひろクリニック 飯田先生
[写真左]平川クリニック 平川先生
摂食嚥下のメカニズムと食べる支援における複合的な問題を理解した上で、患者・利用者さまの五感をフルに活かせる介助方法を実技を通して学びました。参加者の職種はさまざま。今回は15の職種が集まりました。
実際に体験してみるまで思い込んでいたことも多く、目からウロコの介助方法の数々……!
例えば、咀嚼中の声掛け「おいしいですか?」は、嚥下のペースが乱れる。スプーンを口に運ぶスピードは「思った以上に早いペースの方が飲み込みやすい!」など、体験してみることでたくさんの気づきがあったようです。
実技体験の後は、グループでの意見交換。
たとえば「内服の介助方法も難しい」という声に対しては、医師や薬剤師の立場から「簡易懸濁法」のご紹介があった一方、施設からは「現実的には手間がかかってしまう」等の意見も出たりと活発な議論が飛び交いました。多職種で話し合うことで、さらに学びが深まりました。
恒例の交流会 開催しました!
この度の開催目的は、「自職種に活かし! 他専門職へのつなぎ力UP!」でした。交流会では、一人ひとりのお人柄も分かり(魅力的な人的資源がいっぱいです)、さらにつなぎ力UPできました。
竹市先生、ご参加いただいた皆さま
ありがとうございました。