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短期集中個別リハビリテーションについて〜身体機能の低下を防ぐために〜

 

今回はデイケア(通所リハビリテーション)での支援方法の1つである短期集中個別リハビリテーションについてご紹介します。

 

デイケア(通所リハビリテーション)では、生活混乱期という身体的・精神的に変化の起こりやすい時期に身体機能の低下を防ぐため、集中的にリハビリテーションを行うことができる短期集中個別リハビリテーションという支援方法があります。

 

※生活混乱期ついてはこちらの記事(「生活期リハビリテーションの大事さ~退院後も途切れないリハビリを!~」)をご参照ください。

 

 

短期集中個別リハビリテーションの実施可能な時期

短期集中個別リハビリテーションは次の4つの時期が対象となります。週2回以上、デイケア(通所リハビリテーション)の利用があれば、起算日から3ヶ月間実施することができます。

 

(1)退院後

医療機関を退院された方で、介護度が「要介護1〜5」の方が対象です。

起算日:退院日

 

(2)介護認定を初めて受けた後

介護認定を初めて申請し、介護度が「要介護1〜5」に認定された方が対象です。

起算日:認定年月日

 

(3)介護度変更後

介護認定更新で、介護度が「要支援1〜2」から「要介護1〜5」に変更になった方が対象です。

起算日:認定年月日

 

(4)介護老人保健施設などを退所後

介護老人保健施設などを退所された方が対象です。

起算日:退所日

 

※デイケア(通所リハビリテーション)利用開始時や利用中に短期集中個別リハビリテーションの対象となる場合は、事業所スタッフより提案される場合もあります。

 

 

短期集中個別リハビリテーションで実施すること

 

短期集中個別リハビリテーションでは、デイケア(通所リハビリテーション)で週2回、1日あたり40分の個別リハビリテーションを行います。個別リハビリテーションの内容は、筋力トレーニングやストレッチ、歩行練習など個人よって異なります。利用者さまの疾患や身体の状態、目標、生活環境など、さまざまな情報をもとに実施内容を検討し、プログラムを作成します。

 

 

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