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脳腫瘍の基礎知識〜発生頻度の高い髄膜腫について〜

脳腫瘍とは頭蓋内にできた腫瘍の総称です。脳腫瘍は細胞の性質によってさまざまな種類があります。例えば、脳から発生する神経膠腫(しんけいこうしゅ)や上衣腫(じょういしゅ)、神経を包んでいる膜から発生する神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)などが挙げられます。今回は数ある脳腫瘍のなかで最も発生頻度の高い髄膜腫(ずいまくしゅ)について、そして脳腫瘍の治療についてご紹介いたします。

 

 

髄膜腫とは

 

髄膜腫とは脳そのものではなく、頭蓋骨の内側で脳を包んでいる硬膜(こうまく)という組織から発生する腫瘍です。髄膜腫の多くは進行の遅い良性腫瘍であり、脳を外側から圧迫し、食い込むようにゆっくりと増大していきます。3センチほどの大きさになると、脳との癒着(ゆちゃく)が強くなり、脳浮腫(のうふしゅ)というむくみが生じます。また、脳へ影響が出るようになると、頭痛やけいれん発作、麻痺などの症状が起こります。大きさや場所、周囲の脳や神経、血管を巻き込んでいるかどうかで、手術合併症のリスクが大きく変わるので注意が必要です。

 

 

脳腫瘍の治療について

 

基本的に脳腫瘍はお薬で消失することはなく、脳血管内治療でも治癒はしません。そのため、治療する場合は外科的な摘出手術になります。また、病理診断の結果により悪性の所見があれば、手術後の追加治療として放射線治療や化学療法を必要とする場合もあります。「脳腫瘍を指摘されたけれど、病院を受診するとすぐ手術と言われるのでは」と、不安なことが多いと思います。まずは脳腫瘍について意見を聞きたい場合は、脳神経外科の受診をご検討ください。

 

 

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