「血圧記録表」「服薬管理シート」について~深堀り『みやっこケアノート』~
誰しも、「いつまでも元気で過ごしたい」という希望を持っていると思います。皆さんは、そのためにどのような健康管理をされていますか?健康管理と聞いて連想される身近な言葉に「血圧」や「服薬」があります。
みやっこケアノート(詳しくは「みやっこケアノートをご存知ですか?」を参照)では、「血圧記録表」「服薬管理シート」というページを作ることができます。この記事ではこの2つのシートについて、かんたんにご紹介します。
シンプルな書式で自由に使える「血圧記録表」
血圧記録表は、毎日の血圧・脈拍・体重など基本的な状態を書き留めることができます。
《血圧記録表の構成》
- 記載日時(朝夕、1週間、1ヶ月単位で記録できます)
- 血圧・脈拍
- 体重
高血圧は、喫煙と並び日本人の生活習慣病による死亡に最も大きく影響する要因で、20歳以上の国民の2人に1人は高血圧と言われています(「平成30年「国民健康・栄養調査」の結果」厚生労働省ホームページ)。しかし、高血圧は自覚症状がほとんどなく、自分では気づきにくいケースもあります。家庭用血圧計で毎日血圧を測ることは高血圧の予防にとって大切です。
服薬を習慣づける「服薬管理シート」
服薬管理シートは、日々の服薬を記録しておけるシートです。
《服薬管理シートの構成》
- 記載日(1ヶ月単位で記録できます)
- 朝・昼・夕・夜の服薬チェック欄
- その他欄(頓服などを記録できます)
薬は、処方通りに服用することで治療効果を発揮します。しかし、症状が軽くなった、薬が飲みにくいなどの理由から、服用を止めたり薬の種類や量・回数を調整したりすると、治療効果に影響するだけでなく、副作用や再発のリスクも高まると言われています。こうしたリスクを減らすためには、紙などに書き込みしながら服薬を習慣化することが効果的です。
※「血圧記録表」・「服薬管理シート」は西宮市のホームページの他、西宮市瓦木在宅療養相談支援センターのページからもダウンロード可能です。
『みやっこケアノート』で健康管理を習慣づけましょう
血圧と服薬を毎日記録することで、1日・1週間・1ヶ月と細かい単位でご自身の体調の傾向がひと目で分かります。また、このシートを病院・診療所・薬局や介護関係者に提示することで、身体の状態を相談するのに役立てることもできます。
急な体調変化や災害時などにも、周囲の人や医療・介護の専門職にご自身の日頃の状態がスムーズに伝わり、適切なサポートや治療効果が得やすくなります。ぜひ、「血圧記録表」「服薬管理シート」を活用してみましょう。
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