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細菌性食中毒に注意しましょう

暑くてじめじめした季節は「細菌性食中毒」が増える時期です。子どもや高齢者などの抵抗力が弱い方、過労や睡眠不足などで体力が弱っている方などは特に注意が必要です。ここでは、食中毒を未然に防ぐ方法と嘔吐物等の処理方法をご紹介します。食中毒を発症するかどうかは、健康状態にも左右されます。まずは規則正しい生活を心がけましょう。

 

 

 

食中毒を未然に防ぐには?

細菌性食中毒を未然に防ぐためには、細菌を「つけない」「移さない」「増やさない」「やっつける」ことです。具体的には以下のことに気をつけましょう。

 

  • 調理器具は食材が変わるごとに洗浄し、熱湯をかける。
  • 食品は75℃以上で1 分以上、中心までよく加熱し、特に肉類・魚介類・卵は十分に加熱する。
  • 細菌の活動範囲は10 ~60℃と幅広く、低温でも死滅はせず、逆に増殖する種類もあるので、常温での保存・長期間の冷蔵庫保存は避ける。

 

 

 

嘔吐物などの処理方法は?

使い捨てのエプロン・マスク・手袋を着用し、ペーパータオルなどで静かに拭き取ったのち、ビニール袋に密封して破棄。拭き取り後、次亜塩素酸ナトリウム(除菌・漂白剤等)で消毒。

 

  • 拭き取る際に飛び散らないよう注意。
  • 衣服に付いた場合は下洗いをし、85℃で1 分間以上の熱水洗濯。
  • 熱水洗濯が難しい時は次亜塩素酸ナトリウムの消毒も有効(漂白に注意)。

 

 

( 2019.05発行│広報誌「甲友会ナウ」vol.45より)

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