認定栄養ケア・ステーションができました
当法人では、2019年9月1日に西宮協立認定栄養ケア・ステーションを開所しました。
栄養ケア・ステーションとは、管理栄養士が地域のなかで栄養ケアを提供する地域密着型の拠点です。西宮協立認定栄養ケア・ステーションは日本栄養士会より「認定栄養ケア・ステーション」として認定を受けています。
栄養ケア・ステーションがサポートすること
「食べること」は誰にとっても当たり前ですが、医療や介護が必要となった時には状況が変わることもあります。特に退院後の食生活は、大きな変化に伴う負担や不安に左右されやすく、低栄養になりやすい傾向があります。
そんなとき、在宅での「食」をサポートするのが栄養ケア・ステーションです。管理栄養士がご自宅へ訪問し、さまざまな困りごとをサポートします。
たとえば、「食事の量が減って、体重や体力が低下している」「退院した後の食事管理はどうしよう……」「栄養が足りているか、偏っていないか心配」などなど。ご自宅での栄養管理にお困りであれば、サポートの対象となる可能性があります。
サポート実施内容としては、
- 食事摂取量や栄養状態のチェックとアドバイス
- 嚥下食(えんげしょく)のつくり方などの調理指導
- 栄養補助食品や嚥下調整食の紹介
- 栄養剤の選定や注入方法など経管栄養に関連
などがあります。
対象となるのは
対象となるのは、医師やケアマネジャーの判断により、在宅での支援が必要と認められた方です。具体的には以下のような方々となります。
- 低栄養の方
- 嚥下障害がある方
- がんの方
- 食事管理が必要な方(糖尿病、腎臓病などさまざまな疾患に対応)
- 褥瘡(じょくそう)がある方
- 経管栄養をしている方
ご自身やご家族の判断ではなく、医師の診断やケアプランが必要となります(医療保険・介護保険とも対応)。
西宮協立認定栄養ケア・ステーションでは
西宮協立認定栄養ケア・ステーションの理念は「食を通じて健康で幸せな暮らしに貢献」です。地域での活動を通じて医療機関や介護サービス事業所と連携をとり、お一人おひとりにとっての食べる楽しみも大切にしながら、在宅の立場から「食」をサポートしていきます。
当施設のサービス実施内容や費用など、詳しくは以下のリンクからご覧ください。