第21回甲友会職員 全体研修会 開催しました。
職員が一丸となり地域の方々の健康で幸せな暮らしに貢献すべく、甲友会では職員全体研修会を開催しています。1998年の第1回から数え、今年で第21回目となりました。今回のテーマは「絆〜人と繋がる喜び〜」です。
1988年に西宮協立脳神経外科病院が開設されて以来、平成の時代とともに歩むこと31年。2019年1月には、兵庫県より社会医療法人の認定を受け、社会医療法人となりました。研修会では、これからの社会を見通しながら、地域医療へますます貢献できるよう、社会医療法人甲友会としての役割や使命、そして人とつながることの大事さを学ぶ機会となりました。
理事長 大村からは「社会医療法人としての甲友会の役割と使命」について講演がありました。
特別講師としてお招きした医療法人社団 湯川胃腸病院 緩和ケア科部長の細井 順先生からは、「絆〜死にゆく人から教わったこと〜」と題しご講演をいただきました。
細井先生はご自身の闘病経験をふまえ、患者さん目線のホスピス建設に精力的に取り組んでおられます。
ホスピス長である院内独立型ホスピス「希望館」の日々を見つめた2013年公開のドキュメンタリー映画「いのちがいちばん輝く日―あるホスピス病棟の40日―」(外部サイトが開きます)は全国各地で上映され、大きな感動を呼んでいます。
講演の最後には、当法人の職員へのメッセージも頂きました。
また、2018年8月に国際骨粗鬆症財団(IOF:国際的な骨粗鬆症治療、予防・啓蒙活動に取り組む財団)より国内で3番目に賞を頂いた骨リボン運動チームへの功績表彰など、職員の優れた功績を称える表彰も行われました。
地域包括ケアシステムの構築と医療機能の分化・強化、連携の推進を考えるなかで、人とのつながりは大きなキーワードとなります。そして、甲友会の法人理念である「医療と福祉の連携により質の高いサービスを提供し、地域の人々の健康で幸せな暮らしに貢献する」の実践が今後ますます必要になってくることを、職員一同あらためて共有する研修会となりました。