機能強化型訪問看護ステーションについて
認知症看護認定看護師実習受け入れの様子
人材育成から生まれる質の高い医療
機能強化型訪問看護ステーションは、訪問看護に期待されている役割である「24時間対応、頻回訪問、重症者への訪問」を担えるよう、看護職員数などの体制や実績について評価された結果、多くの機能を有する事業所として認定されます。西宮協立訪問看護センターは平成26年7月から認定を受けています。
機能強化型訪問看護ステーションの重要な役割のひとつに「地域住民等に対する情報提供や相談、人材育成のための研修を実施していることが望ましい」ということがあります。
当センターは従来から、それぞれの専門職が後進を育成することは職務のひとつである、という考え方で、研修や実習を受け入れてきました。看護学生を指導するための実習指導資格保持者や、介護職員の方への医療処置(喀痰吸引、経管栄養など)を指導する資格保持者が在籍しており、当センター居宅介護支援事業所の特定事業所としてケアマネジャーの実習受入登録も行っ ています。さらに、西宮市の委託事業である在宅療養相談支援センターにおいては当法人内外問わず研修や見学を受け入れています。
平成28年には、高校生の見学実習も受け入れ、将来の職業について考える機会にしていただけたようです。
人材育成を行うことは、研修生・実習生だけでなく指導者となる職員の研鑽にもつながり、質の高い医療提供のためにはとても大切です。
いつもこころよく受け入れてくださる訪問先の皆さまには大変感謝しております。