春土用の日
皆さんこんにちは。西宮協立リハビリテーション病院 栄養科です。
今回は4月17日に実施した、春土用の行事食についてご報告です。
< お品書き >
- めばるの野菜あんかけ
- 菜の花の和え物
- 大根のみそかけ
- ねりきり(桜花)
ところで、皆さんは春土用をご存知でしょうか?
「土用」と聞くと「土用の丑の日」が思い浮かび、夏のイメージが強い方が多いのではないでしょうか?
実は、「土用」というのは春夏秋冬の季節の変わり目の時期、つまり年に4回あります。
そして、去る4月17日は春土用の入りにあたる日でした。
行事食の日には、どういった行事にまつわる食事なのか、患者さんにもきちんと分かるように、食事提供時にカードをお付けしています。
今回の行事食のカードはこのように、春土用に関する案内を記載して添えました。
年に4回ある土用の日。同じ土用といっても、時期によって食べるとよいとされているものが異なり、春は「“い”のつくもの」、または「白いもの」がよいとされているそうです。
そこで今回のメニューに取り入れたのは、長芋と大根。
どうでしょう、どこに使われているかお分かりでしょうか?
今回取り入れたのは……
主菜「めばるの野菜あんかけ」の添えと、
小鉢「大根のみそかけ」です。
季節の変わり目となる土用の日は、激しい気温の差や湿度の変化で体調を崩しやすい時期です。皆さんも消化のよい物や旬の食べ物を食べて、少しでも免疫力を上げておくとよいのではないでしょうか。
おまけ
配膳後、カードの片隅に書き込まれたうれしいメッセージが届きました。
届いた時には、他の物に押され、カードはちょっとクシャクシャになっていましたが、栄養科にとって明日からの励みになりました。