h-Anshin むこねっと 〜阪神医療福祉情報ネットワーク〜
西宮協立脳神経外科病院では、患者情報共有システムの運用を平成28年11月1日より開始いたしました。
「むこねっと」とは
病気によって複数の医療機関にかかっておられる患者さまも多いと思いますが、患者さまの医療情報はそれぞれの医療機関で保管されており、他の医療機関で利用することはできません。「むこねっと」は患者さまの同意のもと、各医療機関で保管されている医療情報を高度に暗号化し、インターネットで結び、医療機関相互で共有することにより診療に役立てる仕組みです。つまり、地域全体で患者さまの診療に取り組むシステムなのです。
皆さまがかかりつけのクリニックの先生が「むこねっと」に加入された場合、基本的に情報参照のみが可能です。当院は、患者さまの医療情報を他の医療機関に公開することと、他の病院から公開された医療情報を参照することが両方可能です。
連携しているエリア
阪神南北医療圏域(尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・猪名川町)の7市1町です。
昨年来、当院では医療機関さまとの連携を図るため、脳神経ホットライン・開放型病床の取得と積極的に連携強化に努めてまいりました。今後は、「むこねっと」の情報通信技術(ICT)により安全かつタイムリーな診療情報の共有が可能となります。患者さまのご紹介や当院から地域のクリニックにご紹介させていただく際に、より多くの情報を先生方にご参照いただくことができ、重複する検査の無駄を省くとともに、一貫した治療が期待されます。病院と診療所・病院間との強いつながりを持てる環境を構築し、地域包括ケア時代の有用なツールとして活用していきたいと思っております。
h-Anshinむこねっと ホームページ
詳細は下記の公式ホームページからご覧いただけます。