DPC(診断群分類別包括評価)
DPCとは病名や診療内容に応じて定められた1日当たりの定額の点数で入院診療費を計算する新しい方式です。
当院では平成18年4月から新しく入院された患者様より、DPCによって入院診療費を計算しております。
 
 
この新しい計算方式により、病名や診療内容に応じてどのくらいの医療費がかかるのかの目安が、患者様にもよりわかりやすくなります。
従来の「出来高払い方式」による計算では検査やお薬などの量によって医療費が計算されていましたが、「DPC」による計算方式では病名や手術・処置などの内容に応じた1日当たりの定額の医療費を基本として全体の計算を行います。
なお、手術やリハビリテーションなどについてはこれまで通りの「出来高払い方式」で医療費が計算され、入院にかかる費用は定額分と出来高分を合わせたものとなります。

入院中の食事代金は、従来通りの金額を負担して頂きます。

一部負担金の支払方法は従来の方法と基本的に変わりません。但し、入院後の病状や治療の内容によって診断群分類が変更になった場合には医療費も変更される為、退院時などに入院日に遡って差額調整を行う事があります