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院長ごあいさつ

ごあいさつ

患者様本位の最高の医療の提供を目指して・・・

院長 三宅 裕治 西宮協立脳神経外科病院のホームページにようこそ。
当院はその名の通り脳神経外科を中心に、外科、整形外科、形成外科、麻酔科、内科(消化器・内分泌)、循環器科、神経内科、放射線科、リハビリテーション科、リウマチ科からなる急性期病院で、夜間・休日においても医師3-4名、看護師1-2名の他、放射線技師、薬剤師、検査技師が常駐するという充実した救急応需体制を整えており、月に370台前後の救急搬送を受け入れております。近隣の開業医の先生方からの紹介率も51.2%と高く、当院の治療内容、成績を評価していただいた結果と誇りに思っております。当院の目指すものはただ一つ、患者様に患者様本意の最高の治療を提供することです。そのためには医療サービスの向上ももちろんですが、本来の医療内容そのものもおろそかにならないよう、以下の点を重視して業務を行なっています。

1.医療技術と知識の向上

このことは患者様の生命を預かる医療職にとって当然のことです。昨今は手術数のみで病院を評価する風潮がありますが、数を増やさんがための手術適応拡大や、手術成績向上のために軽症例のみ手術するなどの噂を聞くにつけ、もし事実なら本末転倒と危惧しております。当院では顕微鏡手術、内視鏡手術は全例DVDに落とし、カンファレンスを通じて個々の症例を十分に吟味し、その経験をスタッフ全員で共有することで一つの手術を何倍にも活かしながらスタッフの医療技術の向上を図っています。その結果、基準を十分に満たす手術数を行ない、かつ地域の先生方から評価される治療成績を残しております。

2.十分な説明と納得していただいた上での同意

インフォームド・コンセント(説明と同意)という言葉はよく耳にされると思いますが、医療提供側が十分に説明したつもりであっても、医療には素人の患者様が、ましてや平常心ではいられない状況で説明を受けても十分に理解していただけていないまま、同意されているケースがあるのではないでしょうか。このような行き違いが、ひいては医療訴訟の芽となることすらあるように思います。当院では単に説明するだけでなく、十分にご理解・ご納得していただいた上で治療を進めて参ります。

3.当院からの新しい情報の発信

これまでに全国レベル、あるいは県レベルの学会も多数主催(学会等のご紹介)しており、臨床研究にも前向きな病院の風土を形成しております。その結果、学会発表や英文論文を含む数多くの論文を発表(論文のご紹介)しており、最近はコ・メディカルからも英文論文が発表されるまでになっています。昨今はいろんな疾患に対しガイドライン(以下GL)が作成され、GLに従わない治療は悪であるかのような風潮です。しかしGLは、その疾患が専門でない先生が標準的な治療を行なうためには非常に有用ですが、決して最先端の治療を記載している訳ではありません。GLに唯々諾々と従っているだけでは医療は発展しないのです。もちろん基本的にはGLを尊重しますが、我々が専門的に判断できる領域に関しては、例えGLから少し外れていたとしても、我々の考える患者様にとってのベストな治療法を提供したいと思います。もちろん十分なインフォームド・コンセントの下に行なうのは言うまでもありません。そしてその中から得られた新たな知見は、対外的に積極的に発表することで皆様に還元していきたいと考えております。いつの日か、我々が提唱した新たな知見がGLとなればこんなうれしいことはありません。

4.院内教育と市民健康講座

職員一同が積極的に学会やセミナーに出席し、新しい知識の向上に努めています。協力型臨床研修病院として、あるいは大阪医科大学、兵庫医科大学、大阪市立大学医学部の主関連病院として研修医や若手医師の教育を担っている他、西宮市医師会看護学校、白鳳短期大学看護学科の教育,実習の一端も担っており、西宮市消防局救命救急士の研修施設でもあります。また予防医学の観点から年6回程度の市民健康講座を開催し、地域住民の皆様の健康管理に関する啓発も行なっております。

運営方針

医療、あるいは医療人に求められる重要な資質の頭文字をとって7Sとし、職員に周知し病院運営にあたっています。

Safety:

医療に最も求められるもの、それは安全だと思います。そのために知識と技術の向上に努めるのは医療者として当然の義務ですが、明らかな技術や知識不足で発生するリスクはむしろ少なく、ちょっとした心の隙間に忍び寄ってくるものだと思います。思い込み、油断、うっかり、これらは人間である限り当然起こりうる事ですが、連鎖して重大な事故に至る前に断ちきるシステムの整備が重要です。当院では他院に先駆けて医療安全管理室を設置し、組織横断的に安全管理対策を検討しており、その結果当院の標準化病院死亡率は全国でトップクラスの低さです。

Study:

安全で、質の高い医療を提供するために必要なもの、それは常に研究し、学ぶ姿勢であり、生まれついての頭の良さではありません。身近なことに疑問を抱き、改善しようとする姿勢が重要です。山椒は小粒でもピリリと辛い、そんな病院を目指して多くのオリジナリティーのある情報を発信し続けています。当院が提唱している「特発性正常圧水頭症患者における圧可変バルブの設定法」は、国内はもとより、先日来日された当該分野での国際的権威であるBergsneider教授のご講演の中でも高く評価されています。

Smile:

人を癒す最高の手段、それは笑顔ではないでしょうか?屈託のない赤ちゃんの笑顔に気分を害する人はいないと思います。看護師の優しい笑顔に勇気づけられたという話もよく耳にします。患者様に対してはもちろん、職員同士も笑顔でコミュニケーションが取れる、そんな病院を目指しています。

Speed:

全ての事柄には「旬」があります。タイミングを誤れば薬も毒になってしまうことだってあり得ます。迅速に判断し、もしその判断が間違っていたら、それも迅速に正すことが重要です。ダラダラと惰性で続けていると良いか悪いかの評価すらできません。
親鸞聖人曰く、「明日有りと思う心の徒桜夜半に嵐の吹かぬものかは」

Sympathy:

笑顔は最高の手段ではありますが、作り笑いでは癒されるどころか、不愉快になりかねません。「共感する心」に裏付けられてこそ癒しになると思います。共感するためにはまず相手を尊重しなければなりませんし、さらに言えば自分自身を大切にできない人が他人を大切にできるはずがありません。小手先で取り繕っても簡単に見透かされてしまうことでしょう。当院の職員には、自らを大切にすると同時に相手を尊重する態度を維持、向上させていってもらいたいと思っています。

Sincerity:

人の価値を決める最大の要因は「誠実さ」ではないでしょうか?我々甲友会職員は、患者様に誠実に向き合うことをお約束します。

Synchronicity:

各個人が高い能力を持っていたとしても、発揮する方向が全くバラバラでは有効に使えません。位相や振幅の異なる個々人の能力を最大化するためには、それらを「同調」させる必要があります。我々甲友会職員は一致団結して、より良い医療を目指します。

略歴

略歴

昭和48年3月 東大寺学園高等学校卒業
昭和54年3月 大阪医科大学卒業
昭和54年5月 大阪医科大学脳神経外科入局
平成1年7月 大阪医科大学脳神経外科講師
平成1年9月 米国アリゾナ州バロー神経研究所留学
平成9年9月 大阪府三島救命救急センター脳神経外科部長
平成13年1月 西宮協立脳神経外科病院・副院長
平成14年4月 西宮協立脳神経外科病院・院長

社会活動

第5回日本正常圧水頭症研究会(2004.1.31)会長
第4回日本水頭症脳脊髄液学会(2010.11.06)会長
厚生省特定疾患「難治性水頭症」研究分科会班員(H8~H10)
厚労省難治性疾患克服研究
「正常圧水頭症の疫学・病態と治療に関する研究班」班員(H20~H25)
「発達期における骨格系と脳脊髄液循環動態の発生学的特性に基づく高次脳脊髄機能障害の治療および総合医療に関する研究」班員(H20~H22)

所属学会

日本脳神経外科学会評議員、専門医、指導医
日本脳神経外科学会近畿支部代議員
日本脳神経外科コングレス評議員
日本脳卒中学会評議員、専門医
日本脳卒中外科学会評議員
日本正常圧水頭症学会理事
日本水頭症脳脊髄液学会理事、他

著書

脳神経外科手術アトラス(医学書院)
最新小児脳神経外科学(三輪書店)
脳神経外科ケアマニュアル(照林社)
脳血管障害の治療とケア(メディカ出版)
神経疾患データブック(中外医学社)など

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